ATM
ATMはAutomated Teller Machineの略称で、日本語では現金自動預け払い機と言います。テラーは銀行の窓口係のことで、窓口業務の中心である預金の引き出しや預け入れが自動でできることからこの名前が付きました。ATM以前はCD(キャッシュディスペンサー)が普及していましたが、預金の引き出ししかできなかったため、現在ではほとんど撤去されてATMに代わっています。クレジットカード会社でもATMを設置していますが、クレジットカードやカードローンによるキャッシング機能と返済機能があります。
CAFIS
クレジットカード加盟店はクレジットカード会社と回線を接続してCAT端末機でオーソリゼーションを行いますが、この回線を接続するシステムを CAFISと呼んでいます。CAFISはNTTデータが提供するシステムでCATは必ずこの回線を利用することになります。CAFIS以外の回線を利用する端末機はCATとは呼ばずにCCTと呼ばれています。
CAT
CATはCredit Authorization Terminalの略称で、クレジットカードの伝票作成やオーソリゼーションを自動で行なう端末機のことです。CAT端末機はクレジットカード加盟店に設置され、オーソリゼーションで承認されるとカード伝票が印刷されます。その伝票にサインするだけでカード会員は購入した商品を持ち帰ることができます。 CAT端末機を使用しない場合はフロアーリミットと呼ばれる金額以下の利用はオーソリゼーションが不要となります。そのためフロアーリミット以下の金額でカード不正利用される可能性があるため、クレジットカード会社はCAT端末機に普及に努めています。
CCB
個人信用情報機関のひとつで、設立は外資系であったが、その後は系列を問わずに加盟できる個人信用情報機関となっていました。現在は消費者信用系列の個人信用情報機関のJICCと提携後、吸収合併されて消滅しています。
CCT
CCTはCAT端末機と同じ機能を持つクレジットカードのオーソリゼーションを行う端末機です。承認と同時にカード伝票も作成するため、カード加盟店にとってはカード決済の時間が短縮され、お客様を待たせることなくクレジットカード決済をすることができます。CAT端末機とに違いはクレジットカード会社に接続する回線が違うという点だけです。CAT端末機はNTTデータのCAFISシステムを経由しますが、CCTの場合は国際ブランドの独自回線を使用します。CCTと呼ばれる端末機にはVISAのSG-T、マスターカードのMaster-T、JCBカードのJET-Tがあります。
CD
キャッシュ・ディスペンサーの略で現金自動支払機と呼ばれています。クレジットカード会社でもキャッシング用に設置していましたが、返済も可能なATM に切り替えられ現在ではほとんど設置されていません。
CIC
株式会社シー・アイ・シー(CIC)は個人信用情報機関としては最大規模のデータ量を持っています。4億を超すデータは毎月更新され、データの制度も高いのが特長です。加盟している与信会社は信販会社、クレジットカード会社、リース会社、保証会社、消費者金融会社など他業種にわたっています。設立の母体は日本クレジット産業協会と全国信販協会なので、クレジット系の個人信用情報機関ですが、1999年に三洋信販に加盟を認可して以来消費者金融会社にも門戸を開放しています。
Cirrus
Cirrus(シーラス)はマスターカード系列の世界的なATMネットワークの名称です。世界93ヶ国、100万ヶ所以上にATMが設置され、VISA のPLUSネットワークとほぼ同じ規模となっています。マスターカードだけではなくダイナースクラブやJCBカードなどにもCirrusのマークがあり、 ATMを利用することができます。またクレジットカードだけではなくデビットカードなどCirrusマークのあるカードはすべて利用可能です。
CRIN
CRINは信販系の個人信用情報機関CICと、銀行系のKSC、消費者金融系のJICがネガ情報を交流貯めのシステム名です。実際はあまりヒット率が高くないため実効性が薄く、貸金業法改正による指定信用情報機関の設立に、多重債務者の発生防止が期待されています。
Edy
Edyは前払い式の電子マネーで、利用する場合はお金を先に支払うことで金銭と同様にキャッシュレスで買い物ができるシステムです。ソニーが開発した Felicaと呼ばれるIC通信システムを応用して、携帯電話やICカードに搭載して利用します。残高がなくなればチャージ(入金)することで何度でも使えるという特長があります。テレフォンカードやハイウェイカードなど過去にあった前払い式のプリペイドカードは使い捨てでしたが、電子マネーEdyは何回も利用できる点で進歩しています。
ETCカード
ETCカードは単独では発行できないカードでクレジットカードの子カードとして発行されます。ETCカードは車載器に搭載してETCレーンを通過するとノンストップで高速道路の料金を精算できるETCシステムで利用されます。2009年3月からの政府の景気対策としてETC利用について高速道路料金が引き下げになったことから、ETCの需要が高まり供給が追いつかない状況となりました。ETCを利用するだけで割引になり、マイレージサービスなどでポイント還元ができるうえ、高速料金そのものが引き下げになったため起こった現象です。さらに高速道路料金が割引になるクレジットカードなども影響を受け発行が間に合わない事態となりました。
G-CAT
G-CATはCAT端末機の中でも売り上げデータをクレジットカード会社に送付できる機能を持った端末機です。Gはギャザリング機能を意味するGで、集計機能ができることを表現しています。通常のCAT端末機はS-CATとも呼ばれ、オーソリゼーションとカード伝票の作成だけを行います。その後カード伝票は加盟店が集計してクレジットカード会社に送付する必要があります。しかし、クレジットカード会社によって決められている締切日に間に合わなかったり、送り忘れたりした場合には加盟店支払やカード会員への請求がずれ込むことになります。その点G-CATを利用した場合にはそういった心配はなくなります。また加盟店が伝票を集計する手間も省けるため事務処理にかかる時間や人件費の節約になります。
ICカード
ICカードは次世代のクレジットカードとして期待されているカードです。磁気ストライプに比べてICチップの容量は格段に大きいため、クレジットカード機能だけではなくさまざまな機能を付加することができます。厚生労働省が進めている健康保険証のカード化も最終的にはICカードとして、ICチップに既往症や検査結果などの情報を保存することを考えているようです。さらにクレジットカードと一体化すれば治療費の支払もできるようになります。
クレジットカード会社がICカード化を進める理由にはセキュリティの問題もあります。磁気ストライプの情報は簡単に盗み出すことができるので、 ICチップにすることでクレジットカード情報の盗難を防止することが目的です。しかし現在まだICカード化がそれほど進んでいないのは、加盟店側の端末機に問題があります。ICカード用の端末機がまだ普及していないのです。そのためICカードであっても磁気ストライプも搭載しているという状況で、セキュリティ面では完全ではありません。
iD
iDはNTTドコモと三井住友VISAカードが開発した後払い方式の電子マネーです。電子マネーEdyは前払い方式なので、残高がなくなるとチャージ(入金)する必要がありますが、後払い方式はその必要がなく、クレジットカード機能により一定の金額の範囲で利用が可能です。後払い方式の電子マネーは他にも三菱UFJニコスのSmartplusやJCBカードのQUICPayがありますが、機能面では変わりありません。自分が持っているクレジットカードによって利用できる電子マネーが違うだけです。
JET-T
JET-TはJCB系列のCCT(クレジットカード信用照会端末)のことで、機能はCAT端末機と同じですが経由するシステムCAFISでないという違いがあります。CCはほかにVISAのSG-TやマスターカードのMaster-Tがあります。国際ブランドが提供するターミナルがCCTと考えてもいいでしょう。
JICC
JICCは日本信用情報機構の略称です。全情連が組織を変え、テラネットを母体として2009年4月に設立した個人信用情報機関で、指定信用情報機関として登録するため全国33箇所の信用情報センターなどのデータを統一した結果設立されたものです。
KSC
KSCは全国銀行個人信用情報センターの略称で銀行系の個人信用情報機関です。KSCに加盟できるのは銀行とその関連会社に限られています。CICや JIC(旧テラネット)に比べると排他的な組織となっていますが、CRINシステムによってネガ情報に関してはCIC、JICと情報を共有しています。ただし、ネガ情報の定義や情報更新などについては統一されていない部分もあり、あまりヒット率は高くないようです。
Master-T
MasterCard系列のCCT(クレジットカード信用照会端末)のことをいいます。CCTのターミナルはほかにVISAのSG-TやJCBカードの JET-Tがあります。機能はCAT端末機と全く同じで経由するシステムが違うだけです。
POS-CAT
POS-CATはスーパーなどに導入されているPOSシステムにCATの機能を加えたものです。サインレスのサービスに加えてレジと同時に処理できるため時間短縮となり、少額のクレジットカード決済がしやすくなるメリットがります
PLUS
PLUSはVISAが提供するATMネットワークで全世界100万箇所のATMで利用することができます。VISAカードやVISAのデビットカードで、裏面にPLUSマークがあれば利用することができます。日本ではPLUSマークのあるATMはセブン銀行やゆうちょ銀行のATMに限られています。これは磁気ストライプの仕様が日本のクレジットカードと違うためです。
QUICPay
QUICPayはJCBカードが開発した電子マネーです。クレジットカード機能を利用した後払い方式で、携帯電話やICカードに搭載して利用します。利用するためにはクレジットカードが必要で、クレジットカードを持っていない場合にはクレジットカードと同時に申し込みをする必要があります。ETC カードのような単独では利用できない子カードの一種です。こうした電子マネーは三菱UFJニコスのSmartplusや三井住友VISAカードのiDがありますが、機能面では変わりがありません
SG-T
SG-TはVISA系列のCCT(クレジットカード信用照会端末)でSGターミナルとも呼ばれています。同種のターミナルはほかにマスターカードの Master-T JCBカードのJET-Tがあります。CAT端末機はNTTデータのCAFISと呼ばれるシステムを経由して、クレジットカードk目とクレジットカード会社を接続していますが、CCTは独自回線で接続しているという違いがあります。
Smartplus
Smartplusは三菱UFJニコスが開発したクレジットカード機能を利用した電子マネーです。対応する携帯電話がない場合には子カードとしてIC カードが発行されます同様の電子マネーには、他にもJCBカードの開発したQUICPayやNTTドコモのiDがありますが、機能は同じです。Edyと違いチャージが不要という利点があります。
VISAデビットカード
デビットカードの中でもVISAカードと提携し、全世界のVISA加盟店で利用できるのがVISAデビットかーどです。クレジットカードとの違いは預金残高の範囲内での利用だけで、加盟店や利用方法での違いはほとんどありません。しかしサービス面ではクレジットカードのポイントプログラムや付帯保険には劣ります。海外のVISAが使えるATMでは現地通貨での引き出しが可能で、クレジットカードと併用することでもメリットがあります。